テニス肘を治すことのない対処法例

テニス肘を治すには患部の炎症を鎮める安静にすることが第一です。炎症部の筋肉の酷使を避ける事です。この場合、肘が痛いからといって肘関節を固定しても意味がありません。手首を動かす筋肉なので手首を出来るだけ動かないよう固定することが重要となります。

テニス肘対策としてエルボーバンドを使う場合があります。これはバンドの締め付け力によって手首を動かすときまたは動かされる時の筋肉の力を分散させ、肘および上顆に及ばなくするものです。締め付ける強さや症状の度合いによっては、テニス肘の痛みが緩和されない場合もあります。この器具ではテニス肘を治すのではなくあくまでも症状を緩和させるために対処的に使うものと考えた方が良いでしょう。

症状が重い場合は、ステロイド薬(副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン薬)や神経ブロック注射を行う事もあります。一時的に痛みが無くなり、テニスを続けることができます。これらは一時的に痛みを軽減、緩和、遮断することができますが、根本的な対策ではありません。テニスを続け、筋肉を酷使し続ける限り上記治療または対策が必要になります。テニス肘を治そうとして、整骨院等に何年も通い続けるのはこのためなのです。

根本的な原因を対処しない限り、症状が一旦緩和したとしてもまた近いうちに再発、悪化する事が多いのです。一度テニス肘になると直りにくい理由がここにあるのです。

治療には根本的となる原因を取り除く事が必須です。テニス肘の根本原因が手首の使い過ぎならば、使いすぎないようにする事です。筋肉を酷使しないためにテニスを止めることも一つです。テニスを止めたくないのならば、テニスのフォームを手首のスナップ動作に頼らないものに改善するのが良いでしょう。軽すぎるラケットが原因ならばラケットを変える事も検討してください。


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