ボールの軌道は放物線を描かない

ボールの軌道は放物線を描くと思いがちだが実際はそうでないことのほうが多い。

放物線つまりy=x^2で表される曲線です。あたかもこのようにボールは飛ぶものだと思われがちだが実際は次のイラストのようになります。

ボールは必ず空気抵抗を受け、そのスピードは刻一刻として遅くなるのです。それがどんなにボールを強くうとうとも、初速200km/hのぼーるもいずれはゼロになり、あとは落下する勢いのみとなるのです。実際には風の影響も受けるため、その分前後にも左右にもふらつきが入ります。ボールの持つスピードが遅くなるほど風の影響は顕著に現れるのです。

ベースライン遙か後方から強くボールを打てば、自然とエッグボールのような軌道になるでしょう。エッグボールを打つために強烈なスピンが必要だと思われるが、実はボールを打つポジションも重要な要素となっているのです。

高くあげたロブが予想よりも相手コートの浅い位置に落ちることがあるだろう。それもボールの軌道を放物線と思っていると起きやすいのです。ネットの真上を頂点とするようなロブはそこから急速に落下していくため、ボールはサービスエリア内に落下するだろう。サービエウライン上をロブの頂点とすれば落下地点はサービスボックスよりも後方、ベースライン近くにボールが落ちるはずです。