走りの指導では腕を大きく振るのに、テニスの指導では両足を固めるの?

速く走るためには、足を力強く動かすと同時に腕を大きく振るようにと指導される。足の動作で動かされる上半身を腕を振ることで打ち消し姿勢を安定させるためだ。だから左足を前に出す時には右腕を前に、右足を前に出す時は左腕を前に動かすのだ。

テニスの指導の現場ではなぜか両足をしっかりと地面につけ、そして踏ん張ってラケットを振るようにと指導されることが多いようだ。上半身だけでラケットをスイングしようとすればその反動は下半身に伝わり、姿勢を崩してしまいがちになる。姿勢が崩れないように、両足を踏ん張れということだろうか。
両足を動かしながら打球することはいけないことだろうか?足が地面から離れて、そして踏ん張ることなくラケットをスイングすることはいけないことだろうか。
トップ選手のフォームを見れば決して両足を踏ん張ってダキュしているようには見えない。幾つもの疑問が湧き出てくるのだ。

速く走る時は両腕を思いっきり動かすように、ラケットを振ってボールを力強く打つ時には、両足を大きく動かしても良いのではないだろうか。そんな疑問がテニスのフットワークの原点でもあるのだ。

フットワークと言ってもただ闇雲に動かすのではない。きちんとしたメカニズムの上で合理的な足の動かし方があるのだ。うわべだけのフットワークで惑わされてはいないか。理論的に確かなフットワークメソッドで学んで、かつてないテニス上達を実感してほしい。

11月 23rd, 2015 by admin